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カンジダは再発し易い病気なので治ったと思っても安心しない

2020年05月16日

カンジダは真菌というカビの仲間で、再発し易い病気です。肌の奥深くにまで入り込んだり、膣内部に広がりをみせたりします。爪の内側に入り込むことも多くて、体のいろいろなところで増殖する可能性がある菌です。免疫力が低下したときに皮膚や粘膜などで増殖が進むので、薬で対応したとしても、しっかりとカンジダ菌の活動を抑制できていなければ、再発し易くなってしまいます。カンジダの菌は常在菌でもあって、皮膚や口の中、人によっては腸内にも普通に存在しています。だから治療を行ったとしても免疫力が低下したままだと、常在菌としているカンジダが活動を活発にさせて増殖を始めることがあるため再発し易いです。しっかりと治療しても、1割程度の人で再発してしまう理由の一つでもあります。

症状が発症している部位によって使う薬も違っていて、正しく使わなければ十分な効果が得られません。初めて発症したと考えられる人は放置したりしないで、カンジダによって症状が起きていることを病院で診断を受けて確定させ、適切な薬による治療を進めましょう。症状のあらわれ方は個人差があり、発疹やかゆみが伴っている場合があります。薬を使うことで症状が緩和され、見た目で完治していると自己判断して、薬を止めてしまう人がいます。これは危険なことで、皮膚の奥に残っている菌がまだ活発に活動している恐れがあり、もとに戻ってしまう可能性があります。クリームを処方され1日に2回から3回ほど塗布が必要なのに、1回しか使わなければ当然効果があらわれにくく、症状が長引いてしまうでしょう。

再発したときにも同じ治療の内容を行っていくことが多いですが、年に4回以上再発して体に症状がでる人は、根本的な治療方法を変えていく必要性があります。医師に相談して対応を検討し、カンジダになったときの第一選択薬ではなく、別な有効成分の薬を使い治療を進める場合があります。常在菌としているカンジダではありますが、何度も再発することを避けたいのであれば、他の人からの感染に注意することも必要です。家族やパートナーの体にいるカンジダが活動を活発にしていて、自覚できる症状があるようならば、肌の接触を避けたほうが無難です。

除菌できる石鹸が市販されていますが、症状がでている患部を洗いすぎると皮膚がダメージを受けて菌が広がり、症状を悪化させることがあります。洗い過ぎに注意し、除菌は石鹸ではなく薬で行うようにしましょう。カンジダ用の薬でなければ、十分に活動を抑制させることは難しいです。