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カンジダ治療薬のエンペシドクリームの効果

2020年05月18日

エンペシドクリームは病院で多く処方されるカンジダ治療薬で、発疹を伴う外陰部のかゆみがあるときに塗ると効果が期待できます。クロトリマゾールという有効成分は抗真菌薬として知られ、菌の細胞膜に作用して破壊し、増殖できないようにするとともに細胞間成分が失われていくため、除菌に繋がります。真菌の仲間であれば、カンジダ以外でも同様の効果が期待できる薬です。

医師からかゆいと感じるところに塗ってくださいと指導を受けますが、かゆみのある部分より少し広めに塗るようにします。柔らかくよく伸びるクリームで、ニオイなども殆どないので、しっかり患部に塗っても大丈夫です。1日2回から3回塗ることになっていますが、症状がひどい人はかゆみを感じるたびに塗り直しても問題ありません。患部に残っている薬を優しく拭き取り新たに塗り直したほうが衛生的ですが、出先だったり時間がなかったりすれば重ねて塗りましょう。エンペシドクリームを使うと3日程度で発疹が少なくなって、かゆみが治まってくる人もいますが、6日程度使い続けることで効果を実感する人もいます。

家で塗るときはお風呂の後など患部が清潔なときに使うようにして、薬を塗る指もきれいにしておく必要があります。1回に塗る量はチューブから2cmほどだした量で、塗り終わってからも指はきれいに洗いましょう。カンジダ菌が他に感染するのを防ぐだけでなく、指に残ったクリームが目や口などに入らないようにするためです。

1週間ほど使っても強いかゆみが残っている人は、一度医師に相談しましょう。薬を使い続けても1ヶ月くらいかゆみが続く人もいますし、完全に症状がなくなるまで半年程度必要になる人もいます。治りかけて再発したり、薬が合わなかったりする場合もあるため、注意が必要です。医師からエンペシドクリームをどれくらいの間使うように指示されたかによっても違ってくるので、自己判断しないほうがよいです。かゆみが長引く場合、外陰部だけでなく膣内部でもカンジダが感染し発症している可能性があります。膣内部には専用の薬を使わなければならず、エンペシドクリームでは対応できません。

市販されているかゆみ止めの軟膏とは違って、カンジダ治療薬としてエンペシドクリームが優れているのは一時的にかゆみを抑えるのではなく、根本的な原因菌に対して作用するところです。かゆみ止めの軟膏では代わりにならないので、エンペシドクリームを使ってしっかり治していきましょう。